超高精度3次元変位計測システム MSモニタリングシステム   NETIS登録番号:KTK-160020-A

   超高精度3次元変位計測システム 高精度に遠隔モニタリング!
本システムは、超高精度MSシリーズを使い、ダムや建物、急斜面など様々な分野での変位量・沈下量などをリアルタイムかつ高精度にモニタリングするシステムです。

望遠鏡視野内に複数のプリズムや反射物があっても、距離の遠近に関わらず十字線中心に最も近いターゲットを確実に視準します。モニタリングのための定点観測に最適かつ不可欠な機能です。
指定した範囲をスキャニングし、ターゲットの位置を自動認識。変位計測の初期値取得作業を大幅に効率化する独自の機能です。特に薄暮時や夜間、トンネル坑内など目視ではターゲットの確認が難しい環境で威力を発揮します。
上記のスキャンサーチを駆使し、初期値を取得すれば、高精度なモニタリングが行えます。計測サイクルを自由に設定でき、変位量・沈下量が一目瞭然、高精度なモニタリングを行えます。
【沈下計測オプション】

軟弱地盤などの盛土の際、沈下量の管理などが必要な場合本システムで、沈下量を管理値に合わせてモニタリングが可能となります。

【計測イメージ】

沈下板にプリズムを設置し、初期値の登録や計測サイクルを設定後、自動的に計測し、沈下量の管理が容易にできます。平面図取り込み機能より図面上のどのポイントがどのような形で数値が変わるか別画面で全体図から把握できる機能もついております。




【線形計算オプション】

線形計算オプションとは、ソフト上で線形計算を行い、計画中心線から対象物の変位をモニタリングすることが可能です。橋梁の送り出し工法やその他線形管理が必要な施工フィールドで活用いただけるシステムです
【線形入力】
エレメント法やIP法での入力が
可能です。ソフト上で簡単に
線形を入力することが可能です。
【送り出し工法】イメージ

対象物の先端部、後端部の位置を
中心線から水平・垂直方向に
どれくらい離れているかを把握し、
線形に合わせて管理が可能です